夏野菜の種まき 〜トマト・ナス・唐辛子・ピーマン〜

2月上旬から夏野菜の種まきを牛乳パックへしてきましたが、

先日2月27日に、ナス科の夏野菜4種類(6品種)を種まきしました!

目次

準備するもの

種まきのために使用する資材はこちら。

・セルトレイ
・土(今回は種まき培土使用)
・ジョウロ
・種
・ネームバー(あると便利)

これまでは、牛乳パックへ種まきしてきましたが、今回は128穴のセルトレイを使います。

場所の問題でセルトレイを選びました。

先に土へ水を含ませておく

直播ではなく、ポットやセルトレイ、育苗箱などへ種まきする際は、先に土へ水分を含ませておくのがオススメです。

理由は、乾燥した土に種まきし、その後にジョウロなどで潅水をすると、せっかく蒔いた種が動いたり、鎮圧が十分にいかずに、発芽がしにくくなることがあります。

なので、水分を含んだ土に種まきする方が発芽がうまくいきやすいです。

水分量は、手で土をぎゅっと握り固まったあとに、土を触ればほぐれるくらいでOKです。

これらの土をセルトレイに敷き詰めておきます。

土を充填

あらかじめネームバーなどを刺しておくと、種の置き間違いがなく便利ですよ^^

分かりやすいように名札を刺しておく

夏野菜(ナス科)の種の紹介

この日は、夏野菜の中でもナス科の野菜を6品種蒔きました。

大玉トマト 世界一

こちらは大玉トマトの世界一という品種。大型で桃色っぽい色をしているそうです。トマトには珍しい固定種の種です^^

ミニトマト ステラ

こちらもミニトマトで固定種のステラミニトマト。ステラミニトマトは栽培量が少ないのか、種苗店などではほとんど売り切れで、入手が大変でした(^_^;)

種数も30粒ほどなので、貴重です。

ナス ヘタ紫茄子

過去のブログでも紹介してますが、地元石川県の加賀伝統野菜ヘタ紫茄子です。

在来種なので、伝統と旬を感じられていいなと思い育ててみようと思いました。

ナス 越後白なす

こちらも過去ブログでご紹介していますが、新潟市の在来種越後白なすです。

他県の伝統野菜を味わえるのは有難いですね^^

ピーマン カリフォルニアワンダー

ピーマンは原産地はアメリカのカリフォルニアワンダー(固定種)です。果肉が厚く柔らかい、大型のピーマン。

ピーマンは高い温度帯で生長するので、石川県でもちゃんと育つのかどうか・・・

唐辛子 赤トウガラシ

こちらは正式な品種名はわからないのですが、赤トウガラシ(固定種)です。

日本は鷹の爪が有名ですが、鷹の爪はヘタから上に向かって実が成るのに対し、こちらの赤トウガラシはヘタから下に向かってぶら下がって成るタイプです。

うまく生長したら、キムチや一味唐辛子に使いたいなと思っています。

こう見ると、全てナス科であるだけあって、多少の大小はあれど、種の形がどれも同じですね。

種の形状は同じなのに、育つ果実が異なるのはオモシロイですね〜〜〜。

いざ、種まき

準備が整いましたので、1粒ずつ種まきしていきます。

間違えないように、縦に同じ種を蒔いていきました。

特に溝は作らずに上に置いていく感じです。

その上に、土をパラパラと被せていきます。

パラパラと種に土を被せる

全て被せたら、手の指を使って上から鎮圧。これをすることで種と土が密着し発芽しやすくなります。

そして、最後にジョウロで全体に水をかけます。※種が動かないように勢い良く水をかけないこと。優しく水やりをしてあげます。

最初に土に水を含ませた際に、水滴が落ちるほど水分を含ませてしまった場合は、最後の水やりもしてしまうと、種が水分過多になってしまうので、その場合は水やり不要で良いと思います。

日光の当たらない場所で管理

今回種まきしたナス科の野菜たちは、全て嫌光性種子といい、発芽する際に太陽の光が不要な種子たちです。

そのため、発芽するまではセルトレイの上に新聞紙を置いて、日が当たらないようにしました。

また、発芽に20度以上は欲しいので、セルトレイの下に温床マットを敷いて朝晩は保温して対応していきます。

日が差すと30度近くまで暖かくなる・・・

温床マットがなくても、ペットボトルを湯たんぽ代わりにしたり、温かい室内に置いて、発泡スチロールや衣装ケース内に入れて保温する方法もおすすめです。

種まきから今日で3日が経ちましたがまだまだ発芽気配はありません。笑

1週間前後はかかるだろうと。。ピーマンが発芽してくれるといいなと願っています^^

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