わたしが取り組んでいる炭素循環農法では、最初に畑の地下に空気(酸素)を入れるために、地下80cmの心土破砕が第一の作業と言われています。
けれどもそれが難しい場合は、イネ科の植物や緑肥を連作していくと、植物たちが地下へ地下へと根をどんどん深く張って行くようになり、最終的には地下深くまで空気が入るようになり、土壌微生物も増えて、作物が自然と育つような土に変わっていく、という方法も掲載されていました。
※ただし、これは年数がかりのため、一番は一度限りの重機を使った土木作業(心土破砕)が早く結果として現れます。
わたしは心土破砕まで追いつかなかった畝は、このイネ科の野菜や緑肥を蒔いて土壌改善ができるのかにも、挑戦していこうと思います!
緑肥ソルゴーを購入
タキイのタネさんから購入した緑肥ソルゴー
タネは種子消毒されているためこんなお色をしていました。
ソルゴーはイネ科の植物でとうもろこしのように根がひげ根深根型
ものすごく地下に根を張ってくれる植物なんです!
また、背丈も2m近くにもなり、穂が付く前に細かく刈り取り、そのまま畑の表面に薄くすき込めば、土壌微生物の餌にもなり、次に植える作物の栄養に変わっていく。というなんともありがたい緑肥なんです!!
土壌深くまで空気を入れてくれて、さらに土壌微生物の餌にもなってくれるなんて炭素循環農法では一石二鳥な緑肥(o^^o)
また畑の淵にソルゴーを育てれば、柵代わりとしてや、風対策にもなったりします☆
ソルゴーの種まき
早速、畝立てしたところに種を蒔いていきました。
種はばらまきでいいそうですが、わたしは後で土を被せることを考えて条まきにしました。
条まきする溝に、パラパラと種を落としていきます。
種の間隔は、数センチくらいで沢山生えた方がいいので、種同士がくっついてても気にせず蒔いていきました^^
種を蒔いたら、畝の上に立って足で種の上に土を寄せて、上から踏んであげます。
そうすることでしっかり種と土が活着してくれるので、手の平で上から鎮圧するよりは、足を使い体重で鎮圧した方が発芽しやすくなります。
最後にたっぷりと水やりをして完了。
4畝にソルゴーを蒔きました。
1週間くらいで芽が出て、2ヶ月くらいで背丈くらいに伸びるそうなので、その頃になったら刈り取りをしていきたいと思います!
大きくなったら近所の人に「あれは、何を育てているの?」と聞かれそうですね( ̄▽ ̄)