畑に炭素循環農法を本格的に取り入れて約2ヶ月が経過したのですが、
畝間の草刈りをしていると、畝にこんなものが出現していました!!
キノコが生えていたのです!!
それを見た瞬間わたしはとっても嬉しくなりました♪
なぜなら、
炭素循環農法では炭素資材を畑の中に入れていくことで、土壌微生物の餌となり、微生物がたくさん増えることで作物が育っていくのですが、そこで重要となっていくのが“糸状菌の働き”です。
糸状菌は分解しにくい木材などの炭素資材を分解してくれ、植物の根にくっついて糸状菌を伸ばし、土の深く深くまで糸状菌を伸ばし、空気や微生物を増やし、土の団粒化を促してくれる強者なのです!!
また糸状菌は集合体になると菌の塊になりキノコとして出現します。
つまり、畑にキノコが出現するということは、炭素循環農法において土壌の状態が良くなってきているという証拠になります。
なので、キノコが生えているのを見て、嬉しいのです(*’▽’*)
また、畝の土の状態を観察してみると、根っこではない、白い糸がそこら中に見受けられました。
分かりづらいですが、白い糸みたいなのが見えます。
キノコが出現した畝に投入した炭素資材はいずれも籾殻のみ。
木材チップいれるとより糸状菌が増えやすいらしいのですが、木材チップを入れていなくても籾殻だけで、糸状菌が土の中で増えていたというのが、驚きでした。
無料で手に入り自然に還る資材で、このように土壌が変化していってくれるのは、経済的にも有難いし、環境にも良いのではないかと感じます。
こちらの畝たちは秋野菜のための準備段階なので、糸状菌をさらに増やし、秋野菜の生長に良い影響を与えてくれるのではないかと、楽しみな気持ちでいっぱいです^^