丸2日かけて地下80cmまで穴掘り作業

自宅の庭を無農薬・無肥料栽培に今年から転換するために、以前から少しずつ炭素循環農法の畑作りを行なっています。

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炭素循環農法では、水はけの悪い土地では、最初に地下80cm以上の心土破砕を推奨しています。

前回同様、今回もスコップ1本で庭の未実施場所の心土破砕に取り組みました。

赤枠のエリアをするのに丸2日かかりました( ̄▽ ̄)

そしてこの赤枠内では厄介者が出現・・・

スギナです。

もうすぐ土筆になろうとしているスギナですね。

マルチの下にいたので、ピンク色をしていますが、日光にあたっていれば、きっと今頃土筆になっていたでしょう。

なぜ厄介なのかというと、繁殖力が強い雑草なんです。

地上に出ているスギナは6,7本でしたが、スギナは地中で根っこが連なっており、土を掘っていくと木の根っこかと思うくらいに立派になった根っこが度々出現しました。

スギナの根
スギナの根の断面

こういう根が大量に出てきました。

断面はレンコンみたいに穴が空いてる・・・。

画像の中心にスギナの根が横に伸びている・・・

できるだけ取り除きながら、80cmまで掘っていきました。

メジャーを出して地下の深さを測るのも手間になってきたので、スコップの長さがちょうど80cmなのでスコップが収まるまで掘ります。

地下80cmまで耕す(掘る)と、硬盤層がなくなり地下まで空気が入り、作物も根を伸ばしやすくなる&雨が降っても心土まで浸透するようになっていく(らしい)ので、一度切りの土木作業を最初に行う必要があるそうです。

庭の地下80cmにはこんな粘土層がぎっしり詰まっているので、そりゃあやった方がいいよね。と自分自身でも納得します。

そして掘った土を戻して、心土破砕完了

ここまでが本当に大仕事。

自宅の小さな庭なので重機を持ってきてやる程でもないため、全て手作業( ̄▽ ̄)

90坪の畑の方は、さすがに重機を使って心土破砕する予定ではあります^^

心土破砕が終わったら、夏野菜植え付けのために畝立てを実施。

畝立て

鍬を使って、まっすぐになるように畝立てをするのは、まだまだ慣れません。

手作業で畝立てを綺麗にできる方って本当にすごいなと感心します。

炭素循環農法では、畑の表面に炭素資材を浅く漉き込むことで、土の中の微生物が増殖し、良い土に変化していく。

とのことなので、無料で手に入った炭素資材でやってみました。

籾殻投入!

まずはライスセンターや米農家さんなどで貰える籾殻を投入。

オガ粉散布

次に製材屋さんをされている知り合いから分けていただいたオガ粉(木材のクズ)を散布。

片手備中鍬で10cm以下まで籾殻とオガ粉を浅く漉き込みました。

10cm以下まで漉き込む

さらに、自宅に柿の木があり、その落ち葉にいわゆる“はんぺん”が付いていたので、畝の上に乗せました。

白いフワフワしたようなものがはんぺんと呼ばれ、これは糸状菌?放線菌?でしょうか。。

匂いは腐っているような匂いはせず、森のようないい香り?がしましたw

はんぺん付き落ち葉を乗せる

このままだと風が吹けば飛んでいってしまいそうなので、

黒マルチと地温確保のために透明マルチを被せました。

これで自宅の庭の畝立てが完了!!

ふぅ〜。なかなか重労働だったー( ̄▽ ̄)

一度心土破砕が完了してしまえば、あとは土壌微生物が増えるのを待つだけ。

その後は作物を植える毎に、土壌微生物の餌となる炭素資材を漉き込んでいくだけになるそうです。

時間はかかるとは思いますが、次第に無農薬・無肥料でも育つような良い土に生まれ変わっていくのが楽しみです^^

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