伝旬の試み

当ブログ 伝旬(でんしゅん)菜園生活 では、

伝統と旬を感じる生活をテーマに日々野菜栽培や先人の方達の知恵が詰まった手作り加工品などをブログでご紹介しています。

その中で、野菜栽培をしていく上で下記のような試みに挑戦しています^^

  • 自分や家族が食べる分の野菜を自給できるようになること。
  • 無農薬・無肥料で作物が育つような畑になること。
  • 美味しくて身体が元気になること。
  • 自信を持って友達や大切な人、困っている人にも食べてもらえるようになること。

以上の4つです。

1.野菜の自給

一つ目に、自分や家族が食べる分の野菜を自給できるようになること。

昨今の物価高騰や社会情勢の変化を鑑みると、これらの対策の一つとして生き抜く力の必要性を個人的に感じるようになってきました。

その中で、社会の変化に対して柔軟に対応していく能力や経済力ももちろん必要ですが、「食」に関して言うと、ある程度は社会変化に影響されずに自らの力や備えで確保、つまり自給することができるようになれたら良いなと。(自然災害などの場合は一時的に影響は受けますが・・)

自分自身に野菜を自給する力が身につけば、少しは生活の余裕や心の余裕に繋がるような^^

2.無農薬・無肥料栽培

二つ目に、無農薬・無肥料で作物が育つような畑になること。

農業や農法について調べていくと、様々な情報で溢れかえっています。

その中で私はどんな方法で栽培をしていきたいかを考えた際に、無農薬であり、無肥料で作物を育てたいと思いました。

農薬や肥料を活用すれば作物は安定的に収量を得られやすいことも経験しているので、いわゆる慣行栽培の良さも理解しています。

私の場合は、栽培していく上で毎回堆肥や肥料、農薬などを購入しないといけない費用面での大変さ、継続性を考えた時に、一つめの「野菜の自給」をする上で障害になると感じました。

身近にあるものだけで畑を作り、無農薬・無肥料で育つのであれば、挑戦してみたい!続けられそう!と思ったからです。

そのために、私の畑では炭素循環農法というやり方を採用しています。

3.美味しい!元気になる!

三つ目に、美味しくて身体が元気になること。

小さい頃から、ジブリ作品の「となりのトトロ」がとても大好きで(セリフが全部言えるくらい笑)、その中のシーンに大垣のおばあちゃんの畑に、主人公のサツキとメイが夏野菜を収穫して食べている光景に、小さいながらとても憧れを抱いていました。

おばあちゃんがサツキとメイにこんな風に自分の野菜について話してくれています。

『ばあちゃん家の畑の野菜を食べたら元気になっちゃうもん』

『お天道様いっぱい浴びてるから体にもいいんだぁ』

とても美味しそうに食べるサツキとメイ、それを見守るおばあちゃんの笑顔を見ると、私の憧れであり、自分の大切な人たちが美味さに喜び、元気になる野菜を作れたら幸せだなと思っています。

4.周りにも安心して食べてもらえる

最後に、自信を持って友達や大切な人、困っている人にも食べてもらえるようになること。

1〜3に挑戦していき道ができてきたらの話になりますが、無農薬・無肥料でさらに美味しくて元気になる野菜を作ることができたら、それは自分だけで独り占めするにはもったいないと思っています。

美味しいものは大切な人や友達と共有したくなります。

野菜嫌いの子供たちに美味しい野菜を食べてもらって野菜は美味しいものだと感じてもらいたい。

世の中には体に合わず、スーパーで並ぶ農薬や化成肥料を使った野菜が食べられず、簡単に野菜を買うことができない方もいます。

簡単ではないですが、そういう方たちでも食べられるような野菜が育てられたら究極だなと思い、今後挑戦したいです。

以上の4項目にこれから取り組み、ブログを通して発信していきたいと思います