炭素循環農法に挑戦していくにあたって課題となるのが炭素資材の確保
この農法に出会った時に炭素資材をどうやって確保していくかに悩んでいました。
炭素資材には、枯れ葉、枯れ木、落ち葉、雑草、竹材チップ、木材チップ、オガ粉、籾殻、廃菌床などなど。
周りを見渡せば炭素資材は溢れているようにも思います。
が、住む場所、畑をする環境によっては簡単に入手が難しいこともあります。
炭素循環農法では「◯◯の資材を使わないといけない!」という決まりはなく、身近に手に入るものでやっていけばいいと提唱者の林さんはブログでそのように書かれてます。
私の環境下で手に入る炭素資材は何か?
かつ、無料もしくはお金ができるだけかからない資材はないか?
を優先順位の上位にあげて、入手方法を探しました。
その中で、私の場合は“籾殻”と“オガ粉”であれば無料で大量に確保できるようになりました。
籾殻は母の知り合いの米農家さんや、無農薬玄米を購入している販売店さんからも大量に、かつコンスタントにいただけるように。
オガ粉は、畑をしている近所に製材所があり、そこで無料で譲っていただけることになりました。
また、今後畝に入れて行きたいと思っているキノコの廃菌床は、畑をしている地域のキノコ屋さんに問い合わせをし、少しお金はかかりますが、譲ってもらえることになりました。
ススキなどがその辺に大量に生えていたりすれば、それを刈り取って畑に漉き込んだりもできますが、ススキも一年中生えている訳ではなく、なおかつ畑の土壌微生物は常に生きているためその“餌”を絶やさないために、畑をしている間は確保できるようにしなければいけないと私は考えています。
畑をするにあたって様々な問題や課題が出てくる中で思うのが、いろいろなネットワークの構築は畑作業と同時並行しながら確保していることが必要だと実感しました。
これからも畑の微生物たちの餌を確保するために動いていきたいと思います^^