私の菜園生活では、土作りに炭素循環農法を採用しているのですが、少しですが自宅の庭の畑に変化がありました。
こちらの写真は現在の様子ですが、ビニールトンネルの畝に対して
右側の畝:22年10月頭に地下80cmまで硬盤破砕+炭素資材すき込み済み。
左側の畝:23年1月まで白菜が植わっていた畝。白菜定植前に地下20cmまで耕し済み。
という状況です。
炭素循環農法では、土の団粒化が進んでいくと、地下深く深くまで作物は根を張るようになると言われています。
そうすると、長い支柱や棒などを土に刺すと、1m、2m、3m・・・と地下深くに棒などが入っていくそうです。
(提唱者の林さんの畑では4m以上も棒が地下に入っていくらしいです*_*)
私も現状を確認するために、1mの支柱を刺して確認してみました!
土壌チェック
まずは左側の白菜が植わっていた畝に支柱を刺してみます。
畝の表面から、20センチだけ刺さりました。
もっと奥まで刺そうとしても硬くて進みません。。
(地下20cmまで掘って、堆肥や石灰を入れたのに・・・)
次は、右側の80cmまで掘った畝です↓↓
1mの支柱がどこにあるか分かりますでしょうか?
拡大すると、、、
すっぽり支柱が入ってしまいました!!!!
まだ入りそうだったので、2m弱の支柱を刺してみたら、110cmまで刺さりました。(写真撮り忘れ)
これは、土の団粒化が進んだ?というよりは、10月に地下80cmまで掘ったことで、奥まで空気が入るようになったからだと思います。
炭素資材による団粒化は、キノコの廃菌床を使わないとすぐには団粒化が進まないと思いますので、硬盤破砕の成果と感じます。
また、白菜だった畝は全く支柱が入らなかったので、完全に地表下は20cm耕したとしても、カチカチに戻っている。ということが分かりました^^
1mの支柱が刺さった畝は、昨年の10月にこんな感じで掘りました。
この時はすぐ隣の畝に秋じゃがいもを植えていたので、横50cm×縦100cm程の小スペースだけを掘りました。
地層を見ると水田の跡がしっかり分かります(  ̄▽ ̄)
灰色っぽい層は作土層で、下の黒っぽい層は鋤床の名残りでしょうか。。
粘土質で、空気は入らず、作物も根は入らず、唯一すぐそばの紅葉の木の根っこが粘土層も突き抜いています。(木の力はすごい)
黒色の層のさらに下には、灰色っぽい粘土質に茶色が混じった層が出てきました。
地下80cm以上の硬盤破砕はなかなかの重労働ですが、最初の一度きりの土木作業でいいそうなので、今回このように5ヶ月経った今でも、支柱がすっぽり入るのは、やった甲斐があったなと感じますヽ(;▽;)ノ
これから夏野菜の定植が待っているので、どんな風に生長するのか、どんな風に根を張っていくのか、(転換初期は極度の虫食いらしいですが。笑)土の変化を楽しみにしたいと思います^^