2月 夏野菜の育苗〜ビニール温室・温床マット〜

毎年ナスやキュウリは苗や接ぎ木を購入して庭で育てていたのですが、今年は種からいろいろな野菜を育ててみたいなと思い、様々な種を購入しました。

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それぞれの野菜の育苗について調べていると、育苗期間が2ヶ月以上かかる野菜もあることを知りました。

農家さんでは1月2月からハウスで種まきから育苗をされているそうです。(そのおかげで私たちはスーパーで簡単に野菜を手に入れられるんですね、、、有難き。)

特にトマト・ナス・唐辛子・ピーマンなどの実がなるナス科野菜は比較的育苗期間が長い。

なので、私も2月から試しに夏野菜の育苗に挑戦!!

目次

育苗のために準備したもの

参考にしている有機栽培の本では、踏み込み温床が紹介されていて、私も実際にやってみたのですが、発酵熱が出ず断念。(たぶん資材の量が少なかった)

なので、下記2つの文明の利器を活用することにしました^^

①ビニール温室

育苗するならビニールハウスが必要なのか〜?!と思っていたのですが、家庭菜園レベルでは農家さんが使用するようなビニールハウスを準備するなんて、無理。

ネットやyoutubeで調べていると家庭菜園向けの小さめのビニール温室があると知り、こちらを準備。

コメリで購入したビニール温室3段タイプ

組み立て式ですが、簡単に自分で組み立てられました。

ファスナー付いており、ビニールの開け閉めも簡単。

3段のうちの一番下の段は、屋外で使用する場合は重りを乗せて風に飛ばされないように使うと良いようです。

今は室内で日当たりの良い部屋に置いて育苗しますが、床暖房がついている家ではないため、下からの隙間風を防ぐためにダンボールを温室の大きさに合わせて切り、はめ込みました。

梱包していたダンボールを使用

これでビニール温室の準備は完了。

②発芽・育苗用温床マット

二つ目に、種まきや育苗時の温度管理として、温床マットを準備しました。

夏野菜は育つ上で暖かい温度を好みます。

20℃以上の温度が必要な野菜が多いため、ここ石川県で春前から育苗するなら人工的に暖かくする必要があります。

私が使用するのはこちら。

amazonや楽天市場などで2000円台で売られているもの。

このような細長い箱にシートが丸まって梱包されていました。

128穴のセルトレイを乗せるとぴったりサイズでした!

今は牛乳パックに種まきをしているので、こんな感じで使っています。

温床マットの上で育苗中

こちらの温床マットは電気を使うため、電気代高騰中の今はできれば避けたいものではありますが、

消費電力が20W/hとのことで、こちらの電気代で換算すると1時間あたり0.8円、24時間点けっ放しで19.2円。

そこまで高くは無かったので、基本的に夜間のみ電源を入れて、昼間の暖かく日が入る時間帯は電源を切って様子を見ています^^

身近なもので代用するなら・・・

文明の利器を利用するとなると少なからず多少の費用はかかってしまいます。

私も温床マットが準備できるまでは、種まき後は牛乳パックを蓋付きの発泡スチロールの中に入れて育てていました。

発泡スチロールの中で育苗

画像のように苗の牛乳パックが入る大きさの発泡スチロールに入れ、日中は蓋を開け、夜間は蓋をして保温していました。

隙間にホッカイロやお湯の入ったペットボトルなどを入れるとさらに保温できます^^

この方法でもサンチュやレタス、トマト、茄子は発芽したので、発芽までの日数は少しかかりますが、十分に対応できました!

また発泡スチロール以外にも半透明の衣装ケースなどでも保温効果があります。

簡単に育苗するなら温床マット

身近にあるものでできるだけ費用を抑えるなら、発泡スチロールや衣装ケースを使うと良いです。

野菜の発芽適温や生育適温を容易に確保できるという面では、ビニール温室や温床マットを利用することでぐっと簡単に育苗ができるようにもなります。

それぞれの準備できるものや環境や地域も違いますので、ご自身に合ったものを選んで試行錯誤していくのが、家庭菜園のある意味醍醐味のような気もします。

私の場合は、ビニール温室も温床マットも私の菜園生活を応援してくれる家族や友人が、プレゼントして下さいました。

有り難く、これからも大切に使わせて頂きます^^

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